京都市立八条中学校で講座を開催しました

 京都市立八条中学校二年生の方対象に認知症サポーター養成講座を開催させていただきました。今年は4クラスで104名の生徒さんが受講してくださいました。全体での講義を行った後、各クラスに分かれて認知症の基本的理解やや対応方法などを学びました。

 

 小学生の時にみなサポによる認知症サポーター講座を受講されていた生徒さんもおられ、「より詳しく認知症について知ること知ることができました」と感想を頂き、みなサポの活動が少しづつ地域住民の方に浸透していることを実感する一場面となりました。

 

 みなサポは南区内の小・中・高の学校すべてで認サポ講座を開催することを目標にしています。「3回目受講しました」なんて声が聞こえたら嬉しいなぁと思いつつ、これからも地道な活動を続けていきたいと思っています。

 八条中学校二年生のみなさま、感想文を読ませていただき、一生懸命聞いてくれて、いっぱい考えてくれた様子が伝わってきました。優しい、温かい気持ちを忘れないで、道で困ってそうな人がいたら助けてあげてくださいね。元気をたくさんいただき、ありがとうございました。


 

 みなさんから本当にたくさんの感想文をいただくことができました。その中からほんの一部だけですが、みなさんからの声として抜粋して挙げさせてさせていただきました。

 

・認知症の人が周りにいなくて知識はなかったです。でもこの学習をして私達が普段とって

 いる行動でも認知症の人にはプライドが傷つけられることを知りました。今日学んだ「お

 どろかせない」「いそがせない」「プライドを傷つけない」の3つのないをしっかり覚えて

 いたいです。

・今日いろいろ学習しましたが、老若男女だれでもなる可能性があるということは驚きまし

 た。もし身の周りで認知症の方がいたら、サポートしていきたいと思いました。

・認知症の人には優しくすることが大事。優しく接してあげたらその人も笑顔になるとわか

 った。

・自分も認知症のおじいちゃんがいるので、接し方を変えようと思った。

・知らないことばかりだった。身近にあると驚いた。

・認知症はその人じゃなく、その家族や周りの人の支えで変わるものだとよくわかった。

・認知症はなりたくなくてもなってしまうので、今思っているのは、一番だいじなのは認知

 症の人に対しても対応の仕方だと思いました。周りの人がしっかり支えなければいけない

 と思った。